観劇記

花組公演「CASANOVA」感想

どうも、トオメです。
花組さんのCASANOVA、観劇してきました〜!
ひさびさの花組さんで今回は一回きりだったのでプログラムをどうしようかと迷ったのですが、幕間で購入しました。
CASANOVA楽しいな!

基本的に曲が良くて話が楽しいので、チケットがあれば何度でも通いたい作品ですね。
チケットがあれば…。

みりおカサノバ

軽くてチャラくて女にモテモテなカサノバさん。
女にモテモテの図が某ドン・ジュアンを彷彿とさせる…けれどもあれほど毒々しくない。
みりおカサノバは軽やかに生きている。

一幕の終盤で女たちを誑し込んで最終的にベアトリーチェゆきちゃんのもとまでたどり着く…ってそれってまるで光源氏じゃないか。
洋風光源氏。それを軽やかにやっているのが憎めない…というか好き…。

トオメ
トオメ
こういう晴れやかで明るいみりおが見たかったよね!

ベアトリーチェゆきちゃん

そういえばゆきちゃんの卒業公演なんですよね。
いい役だな〜。
最初はきゃぴきゃぴの現代っ子なのかと思ったけれども、意外にも「税金など国民に負担させればいい」発言に反発したり、「修道院ではお祈りしかしてなかった!」と文句を言いながら、自宅に戻ってもお祈りは欠かさないというしっかりもの。

しかし「私は自由に好きな人と結ばれるわ」ソングは「あれ…これってアナ雪…?」と思ってしまいました。
青いドレスだったのも相まって…。

わるいれいくん

れいくん名前呼ばれないからぜんぜん名前わからなかったよ!
れいくんは月組の「all for one」でいったら月城かなとくんがやっていたベルナルド的なお役ですな。
ベルナルドほどアホではないか…いやアホか…?

終盤のれいくんの行動は結局ちなつ美魔女を愛していたけれども素直になれなくて…とかそういうことだったわけ…?と思いましたよ。
そのへん雑だったよ生田先生!

ちなつ夫人

名前が呼ばれないから名前を覚えられないよちなつ夫人。
黒魔術に傾倒して黒猫娘…?を飼っている…?
設定もりもりだな!

ちなつ夫人もあれやこれやと悪事を企むのだけれど、結局夫の関心を引きたくて…という話だったのだろうか…。
そういえば愛がほしいとか言っていたような…?

モジャモジャなマイティ

なんだってあんなにもじゃもじゃなんだと思っていたけれど、のちのち伏線だったのか!とわかるw
マイティ出番多かった割に階段降りが3人降りとは…とそんなところが気になってしまった…。

はっちさん

序盤から登場し、思わせぶりに「私を猊下と呼ばないように!」…といっていたからきっと重要人物なんだろうなーと思っていたらまさにそのとおりだった!
はっちさんの男役芸はもはや極みにいるなあ…渋い。

でもあのぞろぞろなお衣装での階段降りは危ないと思う。
ものすごく気をつけて降りていたものはっちさん…。

おまけ:生田先生

生田先生といえば「春の雪」「ドン・ジュアン」「ひかりふる道」などなど、陰性な作品が多かったと思うのですが、今回は軽やかで良かったですね!
あ、でも「伯爵令嬢」や「the wild meets the wild」があったか。
生田先生の言葉の使い方が好きなので今後も応援していきたい。

今回のコピーとか秀逸じゃないか!
「人生には恋と冒険が必要だ」と、それを登場人物が発していくのもいいな。

ただ、最終盤がえらく雑だなと感じたのでそこをなんとかしてほしいところですね!
れいくん夫妻がとつぜん夫婦相和しはじめるところね。
総督もちょっとずいぶんと懐深すぎやしないかい…と思わないでもないけれど、カサノバいいヤツだからいいか!となりましたw

CASANOVAは通える。(チケットがあれば)
晴れやかで明るいみりおをありがとう生田先生…。

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