観劇記

東宝エリザベート雑感〜シシィ、トート、フランツ〜

こんばんは、相変わらずデータをダビングしては焼いているトオメです。

トオメ
トオメ
たまに失敗するのがほんと鬱陶しい…

さて、本日は東宝エリザベートの感想を。
6末と8月上旬に行ったのでだいぶ記憶が曖昧ですが!

2回観劇したのですが、ちゃぴシシィ、古川トート、田代フランツは同じでルキーニとルドルフがそれぞれ役代わりを見ました。

ちゃぴシシィ

初回見たときのちゃぴシシィの子供時代は、地声歌唱のせいかまだ役が練れていなかったせいか、なんだかガサツに感じたなあ…。

2回目に見たときはそんなことはなかったので、やっぱり練れていなかっただけなのかも。

そして、やっぱりちゃぴシシィは圧倒的に生命力の強さを感じる…!
あれは強い魂の輝きとでも表現すればいいのか…。

それにしても2幕のカモメの歌(曲名がわからない…)。
「飛ぶがいい〜」というあれです。
あの第一声が「勝ったのね、私」で始まるのに驚いた!

強いというかむしろエゴイストの様相を呈しているような…。

古川トート

古川トートは登場時からして翼を携えて上からおりてくるので、受けた印象は「堕天使ルシフェル…!」でしかありませんでしたw

また歌声が甘く優しいので、「甘美な死の誘惑…」などというフレーズが頭の中を駆け巡りましたw

それにしても雄大くんは顔がちっちゃすぎますね!

ラストシーンでちゃぴを手に入れた古川トートが、ちゃぴを壁?に押し付けて客席を振り返り、ニヤリとする表情はいったいどう解釈すればいいのだろう…。

シシィを俺の新たなコレクションに加えてやった!的なニヤリだったように思うのだけれど…。

田代フランツ

東宝エリザはフランツがひどいことになってる…!
というのがまっさきに思ったことです。
まあ…ヅカ版もひどいっちゃひどいが…。

終盤の「全ての不幸がここに始まった」でトートがフランツを嬲る嬲る!
もうほんとあれはかわいそう…。

冒頭あたりのゾフィーVSシシィの場面。
シシィに助けを求められたフランツが「皇后の義務 学ばなければ 自分を殺して生きるのだ」と歌うのですが、その時にバックで流れる荘厳な曲も相まって、フランツの主張が神々しいほどの正当なものように感じました。

また田代フランツの歌がうまいのですよ。
それが余計にフランツの正当さを強調していて、シシィが間違っているかのようでシシィはさぞかし絶望しただろうなあ…。

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