もう明日で千秋楽を迎えてしまう「夢現無双/クルンテープ」。
本日はショー「クルンテープ」の私の好きな場面を語りたいと思います!
「クルンテープ」は、私にとっては当たりの作品です!
発表時の「タイ…?」「どうしてタイ…」「また女装まつりになるのかしら…」といった疑念や不安感はものの見事に吹き飛ばしてくれました。
クルンテープのココが好き
テーマ曲いいですよね。クルンクルンクルンテープ♪
まったく何も考えてない感じがいいw
クルンクルンってそれほんとに語感しか考えてないな…!という気しかしないw
だがそこがいいのです。それでこそタカラヅカであります。
お坊さんたちよりどりみどり
冒頭、ぴょーんと飛び出してくる美少年なお坊さんらんぜくん。
らんぜくん、ものすごいかわいいな…!
永遠の研5、からんちゃんもかわいいけれども。
らんぜくんいっそ娘役に転向したほうがいいんじゃないかと思うほどだけれども、男役姿はなんとなくみりおくんに似てるんですよな。
この場面は、前も書いた気がするけど、たまきちに渡すための花束をもって爆踊ってるるうくんが好きw
お坊さん方はみんな何かしら持って踊ってるんですけどねw
からんちゃんはさくらちゃんに着せかけるヴェールを持ってたかな…
たまきちとみやちゃんのデュエットダンス
この場面の踊りは、二人がシンメトリーだったりアシンメトリーだったりの踊りを踊るのですが、見るたびにみやちゃんに愛があふれていて、私は泣かずにはいられない…。
たまきちは剛ならみやちゃんは柔、たまきちが陽ならみやちゃんは陰。
ふたりとも正反対の持ち味なのですが、むしろそれがよい効果を生んでいるように思います。
しかし、どうしてお互いをささねばならなかったのか…。
一蓮托生だから…?
コーラスの娘役さんたちもよいですよね!
せんりちゃんの声が美声でここちよい〜
女装するたまきち
うす暗いステージに次々にやってくる男たち…
そしてステージ後方の階段からやってくるたまきち。やっぱりセンターから登場できるのはトップさんだけなのね〜となどと思う私。
いつものたまきちなんだけれど、よく見るとたしかに女っぽいといえば女っぽいかな…と思うようになりました。
なんだろう、目元のあたりが…媚び…というのか…女の婀娜っぽさ…というのか…男役のそれではない艶のようなものを感じる。
でも長い髪を振り乱すところはどうだろうか!w
私は短髪が好きよ!
ライキンドクーン
この場面はたまきちが格好良すぎるという感想で終わってしまうのですが…。
あり子ちゃんも健康的なような艶めかしいような…
でも、なんだろうね、そりゃ自分の上をさくらちゃんとたまきちにまたいでいかれたら、そりゃあり子ちゃんだってブチ切れるわよね…!
あとさすがに何度も何度も死んできたせいか、たまきちは撃たれ方がうまいな!!
みやちゃんの銀橋ソロ〜群舞
せり上がるみやちゃんのシンプルな黒燕尾とリーゼント。
みやちゃんの端正な男役姿はこれで見納めだと思うと、なにか言葉にならないですね…。
これからの月組にみやちゃんがいないなんて…。
みやちゃんがせり下がっていくと同時に本舞台に照明が当たり、男役郡部が始まる。
神がかっているこの流れ…!
そしてせり上がってくるみやちゃんと、みやちゃんが振り向くのと同時にみやちゃんを迎えるべく振り向く男役たち。
ここも神がかっている…!
この場面はオペラをはずしてぜひとも全体を見たいところ…!
そして、たまきちと踊るみやちゃんから愛があふれていて、やはり泣かずにはいられない。。
ムラの楽のライビュでは、みやちゃんを迎えるところのたまきちが泣くのをこらえるような顔をしていて、むしろ私がもらい泣きしましたよね。。
デュエットダンス
大階段にいる、眠りから目覚めたようなさくらちゃんの振り。
それを見上げるたまきちの背中が、「宝石のような女の子を見つけた…!」と言っていました。
そしてナンパwにいくたまきちと「え、誰…?…でも素敵…」となっていくさくらちゃん。
あれはまごうかたなきナンパだわ…w
リフトも大好きなので復活してくれて嬉しい。
途中でさくらちゃんが片腕をあげるのがまた美しいのです。
銀橋に出たたまきちが、さくらちゃんをおいてどこかへ行ってしまおうとして、そしてさくらちゃんがうつむいてしまう…
というのは、もしかしてお芝居の「夢現無双」とつながっているのか…!?と最近気づきました。
おいでとたまきちがして、さくらちゃんが嬉しそうに小腰をかがめて側に寄り添う…というところで、お芝居のお通のかわいそうさがすこしは慰められたのではないでしょうか…!
さて、楽しかった公演も明日は千秋楽ですね。
目に焼きつけてこなければ…!
