観劇記

月組公演「夢現無双/クルンテープ」大千秋楽 雑感

千秋楽の中継ライビュを見てまいりました!
いい千秋楽でしたねー。
愛にあふれていた…。

タカラヅカを観劇するようになる前は、「愛にあふれる」などという表現は一切と言っていいほど使わなかったと思うのだけれども、いまでは枕詞のように使うようになったしまいましたねえ。

千秋楽を中継とはいえリアルタイムで観劇できてよかった!
特に、ショーのみやちゃんは透明な輝きに満ちていて、これが退団者オーラというものかと思いました。
ほんとみれてよかった…。
みやちゃんからは愛しか感じなかった…。

みやちゃんは、男役としては恵まれた体格とは言えなかったけれど、だからこそいまのみやちゃんがいるのだと思う。
たまきちとのコンビも、その体格差と持ち味の正反対ぶりがよく活きたコンビだと思います。

千秋楽の挨拶でたまきちが「みなさまの応援が力になり…」的なことを言った時、感極まったようにぎゅっと俯いてしまったんですけど、そういえば本当にこの公演はいろいろあったなと思いました。

トップ娘役が若葉マーク
2番手が退団
3番手が途中から休演
芝居の代役が研6

加えて自身の不調もありました。
さぞかし悔しかっただろうなあ…

そういった思いがこみ上げての涙だったんだろうなあと思います。

そして「月城も戦っていることと思います」とかなとくんに言及してくれたものうれしい。

カーテンコール後の幕前にみやちゃんを引っ張り出してきてくれたたまきちがうれしい。
あれって本当はやっちゃいけないことだと思うし、みやちゃんも恐縮していたので本当に異例なことなのだろうと思います。
そして連れてくるまでかなり時間がかかっていたので、きっと説得に時間かかっていたんじゃないかな。

そしてひたすら「りょうちゃんダメだよ」と言ってたみやちゃんが可愛いw
幕前に連れてこられた時もだけれど、自分を幕前において袖に帰ろうとされて「ダメだよ!」と言っていいたのもw

最後は「りょうちゃん締めて」とセンターを譲る、みやちゃんの相手役力w
「ウチの旦那があいさつします」と言われてまごまごするたまきちw

ハケる時も「私も一緒に帰ります」と一緒にはけていくたまきちとみやちゃん。
袖に引っ込んだ後もみやちゃんの笑い声がマイクに乗って聞こえてきて、本当にいいコンビだった…と当日何度目かの実感をするのでした。

みやちゃん17年間、本当におつかれさま。

月組フォーエバー!
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