観劇記

月組公演「赤と黒」〜恋に恋するマチルダ姫〜

こんにちは、トオメです。
今日はデジマの楽を観に行っているはずでしたが、公演中止になったのでおとなしく家でごろごろしています。

ところでコロナの症状…

それによりますと、感染者からみられた症状は
▽発熱が全体の87.9%、
▽せきが67.7%、
▽けん怠感が38.1%、
▽たんが33.4%、
▽息切れが18.6%、
▽のどの痛みが13.9%、
▽頭痛が13.6%などとなっています

トオメ
トオメ
うーむ…
みればみるほど…どう考えても…風邪…

そんなにびびる必要はあるのだろうか…
いや、私は高リスク者な気がするのでそれなりにかなりびびっているのですが。。

それはともあれ、本日は赤と黒のお話。

いい性格しているマチルダ姫

2幕のヒロインはじゅりちゃん演じるマチルダだったと思う。
マチルダは美貌でもあり、身分も高く才気もあり、いわゆる社交界の花なのですが、なんといっても性格が強烈。

そもそもジュリアンに目をつけたのも、「貴族ではない毛色の変わったちょっといい男」だからだとしか思えないw
とくに「貴族ではない」というあたりが重要だと思う。
とにかく一風変わっていさえすればよかったのでは…。

刑死した恋人の首を抱いて持ち帰り、墓地に葬ったご先祖様に憧れるという、いわゆる恋に恋する乙女を絵に描いたようなマチルダ。

しかし、ジュリアンはジュリアンでマチルダにラブレターをもらったら「あの身分の高い高慢な貴族女が俺に恋い焦がれている…!」とギラギラw

ジュリアンにしてもマチルダにしても別に本当に相手を見ている感じがしないな。
両方とも単なる「所有欲」だったのでは…。

マチルダとしては「毛色の変わった貴族ではないいい男」を、ジュリアンは「高慢な貴族女」を所有するという欲。

恋に恋して恋に酔うマチルダ姫

さて、マチルダの押せ押せに負けて…というかむしろ乗って、一夜を過ごしたジュリアンとマチルダ。

しかしながら、マチルダ姫は自分から積極的にきたくせに、一夜を過ごした後人が変わったように冷たくなってしまうのであった…。

その時「退屈だった」というマチルダにジュリアンが激怒。
それはそうだわ!
マチルダ姫、なんてこというんでしょう!

ここでふたりは切れるのかと思ったのですが、別に切れているわけではないようで、ジュリアンはコケにされた(としか思えない)怒りでマチルダが忘れられない。

そしてあれやこれやあり、結局マチルダ姫が煽りに煽って煽り倒した挙句、激怒したジュリアンに殺されかかるのですが、剣を喉元に押し当てられた瞬間に恋に恋する乙女モードオン!!

「なんで雄々しいの…、ジュリアン…!」
「私を殺して…私を愛して!」

そしてジュリアンの足元にすがりつき、えーんえーんと泣きじゃくるマチルダにあわてるジュリアン。

このマチルダ姫、どこからどう見ても「恋人に殺されかかり、恋人の愛を乞う」自分に酔ってる…!
そして救済される自分を信じて疑ってない…!

トオメ
トオメ
ジュリアン、こんなめんどくさい女相手にしてたら大変だぞ…

いやーマチルダ姫の性格が強烈でパリ編…というかマチルダ姫の場面は「おいおい!」ばっかりだったような気がする…w

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