観劇記

月組公演「赤と黒」〜オスみの強いジュリアンと美しき惑乱の人妻〜

こんばんは、トオメです。
雨なのに…花粉で目がかゆい…

トオメ
トオメ
雨の時は花粉が抑えられるんじゃなかったの…!?

今まで1錠しか飲んでなかったアレルビを2錠にしたら変わるんでしょか…

鼻系は1錠で抑えられるから1錠しか飲んでなかったのですよね。

※用法容量をお守りください
※でも少ない分にはいいかなと思って…

さて、本日は御園座公演「赤と黒」のお話。

想像以上に良かった

「不倫系」と、話を聞いていたので、

トオメ
トオメ
嗚呼…アンナカレーニナ再びか…
あれほんと胸くそ悪い話だったなあ…

とまるで…いやいや、あんまり期待していなかったのですが、想像以上に良かった!

たぶん、ジュリアンが破局するたび(と言っても2回)に「はい次!はい次!」と次へ次へいくからなのかも。
そして周りをあまり傷つけない。

アンナカレーニナは周り…特にカレーニン…をぎったんぎったんに傷つけ倒しながらも2人でキャッキャウフフしてるのが腹が立って腹が立って…

それなのになぜか2人とも全力で被害者ヅラなのが余計に腹立つという。

トオメ
トオメ
さっさと心中でもなんでもするがよい!

と見るたび思っていたわあ…

…アンナカレーニナ好きな方ごめんなさい。

まあ、それはそれとして…赤と黒。

たまきちジュリアンはオスみが強かった

歴代ジュリアンはどうやら美少年タイプのフェアリー系の方が演じられてきたようですが、今回はむしろ対極にいるだろうたまきちジュリアン。

なるほど、レナール夫人も骨抜きになったあげく惑乱してしまうのもわかる気がする…。

でもレナール夫人は高熱を出した子供とジュリアンとを並べられると、後ろ髪引かれつつも子供の方に戻っていったのでありました。

そこで別れるのかと思ったらさにあらず。
「最後にお別れに行った…とてつもなく情熱的な一夜を過ごした…」的なジュリアンの独白が。

トオメ
トオメ
おいおい、やることはきっちりやってから別れるんだな!

と思いましたw(下世話)

さくらレナール夫人の美しき惑乱

さくらちゃんのレナール夫人もよかったな〜
人妻…それも子供を3人も持った…役が合う。

夢幻無双の時も思ったのだけれど、子供に対する受け答えが優しい。

さくらちゃんのレナール夫人は、おそらく旦那さんとは政略結婚か、そうでなくとも、少なくとも家が決めた相手なんだと思う。

なのでたまジュリアンに強く押されると腰砕けになって、のめり込んでしまったんだろうな。

別に旦那さんのゆうまくんがどうこうというわけでもなく、家が決めた相手ということでただただ従順に従ってきただけなんだと思う。

「ああ…あたし、あなたなしで生きていけるかしら」とセリフから歌になるところがあったのですが、そこがすごく好き。

トオメ
トオメ
これが人妻の美しき惑乱というやつか…!

あと、私は娘役さんの「あたし」呼びはぜんぜん好きじゃないんですが、このレナール夫人の「あたし」は高すぎないが低くもない身分を表しているかのようで好きだな。

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