観劇記

宙組公演「エルハポン/アクアヴィーテ」〜さお政宗と大野先生の歴史観〜

おはようございます、トオメです。
昨日は今年初の雪が降りましたね〜。
雪が積もらなくてよかったです。

このブログは、一応毎日更新したいと思ってはいるのですが、疲れすぎてサボってしまいました!

さて、本日は宙組さんの「エルハポン」の雑感など。

伊達政宗のさお(美月悠)ちゃん

どの組にも見るたび印象的な生徒さんがいるのですが、今回の伊達政宗役だったさおちゃんはお役に合っていてよかったですね!

さおちゃんの男役声はわりと高音で、かつ金属的な響きを持っていると思う。

それがさおちゃんによく貴族の悪役が振られる一因なんだとも思うのですが、今回はそれが良い方に作用していたかな。

戦国武将の生き残りである伊達政宗の、癇が強そうなキャラクターがよく出ていたと思う。
けっこうコミカルで懐の深そうな政宗像でもあったかな。

喧嘩両成敗で治道も藤九郎ももろともスペイン送りになってしまったのはようわかりませんがw

大野先生の歴史観

私もさほど詳しいわけではないのですが、伊達政宗がひそかに打倒徳川の志を持っていて、御禁制だった外国…スペインとの貿易を企んでいたというのはわりと有名な話だと思う。

スペイン特使団ももちろん史実。
なので今回の日本側のオリキャラは、治道と藤九郎くらいなのではないかな?

そして、最近「麒麟がくる」がらみで知ったのですが、月の「信長」のあーさが演じていた「妻木」ってマジで実在だったのね!ということ…!

光秀の妹か、妻の凞子の妹かははっきりしないようですがw

そういえば昔読んだ小説に、妻の実家の「妻木(さいき)氏」とあった気がする!

あーさのツマキとさいき氏が全然結びつかなかった!

ついでにいうと、信長の側室でもあったようなので、あーさ妻木がああいったことになるのはおかしくないんだな…

「(信長が)御ツマキ殿が亡くなって悲嘆に暮れている」と古文書にあったようなので…。

などなどを思うと、大野先生よく知ってるんだな…!
さては歴史好きだな…!と思うのでありました。

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