観劇記

月組公演「チェ・ゲバラ」観劇記

こんばんは、青年館までの灼熱の坂道を、よれよれになりながら登っていったトオメです。

トオメ
トオメ
青年館に行かれる方はぜったいに日傘を持っていってね…!
チカメ
チカメ
日傘ないとマジで死ぬからね

以下、ネタバレしているのでご注意下さいませ。

「チェ・ゲバラ」はすばらしい舞台だった

理事様のゲバラ

理事のゲバラはこれ以上ないほどハマっていた!
登場時はお医者さんだったんですね。理想に燃える医師…から革命に身を投じていく。

いつヒゲモジャになるのかな〜と思っていたら、山の中で遭難しかかっているところでなんですね。
髪の手入れなんかしてる場合でもないか。
しかし山の中の食糧事情はどうしていたのか、そこが気になる…

ゲバラは結局処刑されて死ぬんですね。
その時処刑する兵士がゲバラの圧力?迫力?に震え上がってしまうのですが、「ひるむな!よく狙え…」とド低音で諭される…という…

風間くんのカストロ

風間くんすごいな!という感想しか出てこない…!
理事と同じくらいの存在感で舞台に存在する研6恐ろしい…。
ヒゲも似合う。
風間くんをみていると月組…どころか宝塚の未来は安泰だな…!と思ってしまうわ…。

終盤、ゲバラと袂を別つのですが、その時の苦悩がよかったなあ…
ああいった緩急のつけ方がすでに研6じゃないと思う…。

れんこんミゲル

れんこんミゲルは、いいとこの坊なんですが、父親を処刑されてしまい、革命軍に入ったらしい。

れんこんは本当にお芝居が上手いな〜〜

敵軍と戦う時に負傷して、理事に怪我の治療をしてもらうんですが、そこで出す声がものすごく痛そう。

終盤、ミゲルは水を探しにいった先で敵兵に出くわしてしまい、おそらくゲバラの居場所を案内させられた…んだと思うのだけれど、その血相が変わっている表情のうまさよ…

そしてゲバラをかばって撃たれる時の目の見開き方がリアルだったわあ…。

というわけで、れんこんミゲルはすばらしくいいお役でした。
でも、はーちゃんの兄はちょっと無理でしょ!どうみても弟でしょ!

ぱるくんのルイス

ぱるくんのルイスは出色だったなあ…!
利己的かつ保身的なキューバ大統領に仕える兵士なんだけれど、ギリギリのアメリカ高官に差し出されそうになったはーちゃんをなんとか助け出そうとしたり、祖国と任務の板挟みになる苦悩がよく出ていた。

結局はーちゃんとの恋は叶わなかったけれども…。

キューバ大統領るうくんが進退極まって亡命しようとしたところ、るうくんに詰め寄ったら撃たれてしまう…という…

私はぱるくんが撃つのかなと思ったけれどもそんなことはなかった。
やはり忠義心の方がまさったんだろうか…
そして撃たれた体を引きずりはーちゃんの元へいくのですよ。

そして革命が成功して、歓喜の渦の中のゲバラ隊と、はーちゃんの腕の中で息絶えるぱるくん…
そして涙目になる私。

ぱるくんは後半でも「あいつは苦しんでいた」などと述懐されていて、不幸にも亡くなってしまったけれども、彼は幸せだと思う。

最後のパレード?のとき、はーちゃんと一緒に出てきてくれて嬉しかったな〜!

チェゲバラはすばらしい舞台でありました。
また何か思い出したら記事を書きたいと思いますー!

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