こんばんは、8月もはじまったばかりだというのに、すでに夏バテの体のトオメです。
さて、本日は「チェ・ゲバラ」の思い出しを〜!
前回はほめほめだったので、今回は個人的にどうなのかな?と思った部分を。
じゅりちゃんのアレイダ
じゅりちゃんのアレイダはヒロインといえばヒロインだったけれども、正直印象が薄いかなあ。
戦闘の場面で3人にしか当たらなかったスポットライトに当たっていたし、ないより理事と絡みがあったし、じゅりちゃんはたしかに間違いなくヒロインだった。
けれども、なんだか印象に残らないのは、理事はじめ他の組子たちの熱演と熱気に押されてしまったせいなのか…。
じゅりちゃんアレイダはちょっと残念だったかな〜。
なんだろう、もうちょっとできたような気がする…。
とはいえじゅりちゃんは美しいし、すごく悪いというわけでもないのですよ。すごく良かったとも言えないけれど…。
まゆぽんが激モブだった…
これはもう完全に贔屓目なのですが、まゆぽんが猛烈にモブだった…のが悲しい…!
2幕でちょっといいシーンをもらってはいたけれど…。
ぎりぎりの演じていたアメリカの高官あたりがまゆぽんが当てられてもいい役だった気もするけれど、まあただ彼は1幕で終了だった…しなあ…
もちろんぎりぎりのアメリカ高官はいやらしくてねちこくてすばらしかったですよ!(褒めている)
ぎりぎりこんなお芝居できたのねとも思った。
ので、まゆぽんのアメリカ高官も見てみたかったなあ…。
と思うのですが…、これは完全に私情ですね。わかっている…。
とはいえ、やはりすばらしい舞台だった
上の2つの「どうなのかな?」は重箱の隅をつつくようなもので、「チェ・ゲバラ」は本当にすばらしい舞台でした。
やはり原田先生と理事の舞台は重厚でよい…。
そういえば私は「all for the people」も好きだったんだ。
これは宝塚なのか?と言われればそうじゃないと答えざるを得ないけれども、いいものはいいよなあ!
原田先生のいいところは登場人物の死にざまを劇的かつ美しく描けるところだと思う。
「リンカーン」のマイティしかり、「ドクトル・ジバゴ」のせおっちしかり…。
今回のぱるくんのルイスやまゆぽんの弟くんの最期がドラマティックで好きだわあ…
もちろん理事ゲバラもね!
処刑されたゲバラが身を起こし、階段を登って扉の向こうに消える…という…。
リンカーンの最期もすばらしかったよなあ…。
ぜひキューバの方にみていただきたい、宝塚の「チェ・ゲバラ」を。