観劇記

月組公演「LOVE AND ALL THAT JAZZ」〜命知らずかつ豪運にして豪傑、風間ルーカス〜

こんばんは、トオメです。

最近ちゃんとしたゴム手袋を洗い物時に導入したのですが、えらいこっちゃですね!!
私の荒れ果てていてところどころ真っ赤になっていた手が、日に日にマシになっていく…!

もっと早く使えばよかった…
100均のゴム手はおもちゃでしかなかった…

というわけで、本日は風間バウのお話。
なかなか面白かった。

ものすごい下級生公演だった

プログラムを見てびっくりしたんだけれども、90期台の上級生がからんちゃん、やすくん、ギリギリの3人しかいないじゃないの!
しもんも90期台だけれども…専科さんだから…

風間くんが上から数えて4番目という下級生公演。
しかし風間くんは実質研20なので問題ないのである。

すごいタブーをぶちこんでくるタカラヅカさん…

ナチスとかナチスとかよう題材に選ぶわね!と思ってしまうわたくし。
まあわれわれ日本人はそんなにナチスにタブー感ないけど…、これ、外国で太平洋戦争の陸軍の話をされるようなもんじゃなかろうか…
と思わないでもない。

…けど、ぱる軍曹の軍服がかっこよかったのでよしとしよう。

風間ルーカスが命知らずの豪運野郎だった

すごいよね…
ナチスの将校に喧嘩爆売りして、でもどうにか生き延びて外国まで逃亡を果たし、逃亡先でも殺されかかったり収容所にぶちこまれたけどどうにか抜け出して、
さらに軍人も震え上がる500kmもの雪の森を歩いて踏破する(しかも途中でコートを脱ぐ)豪運にして豪傑のマッチョメンであった。

ぱる将校への当たりが強すぎる風間ルーカス

ぱる将校、ユダヤ娘おはねちゃんを風間ルーカスのジャズバーに探しに来たものの、最初は「この店はいい」とか見逃そうとしてた…のに!
ルーカスさん、もう煽って煽って煽りまくりの爆煽りで、おいおい…そいつ現役のナチ公なのですが…とビビる私。なんたる命知らず。なんたる益荒男。

当然ブチ切れのマジギレで地獄の果まで追っていくモードになるぱる将校。
「落ちこぼれのバイオリニスト」が逆鱗に触れたのかと思ったけど、「親ユダヤに同調していたお前がいまやナチスの将校か!(嘲笑)人は変わるもんだな!(大意)」でブチ切れたんだな…。
(嘲笑)が特に良くないと思います!

おはねちゃんと風間くんの相性がいい

風間くんの弱点は身長かなと思うんだけど、おはねちゃんがちいさいのか風間くんとよくあっていた…し、
なにより歌がうまい。
おはねちゃんを初めて認識したのは「アンナ・カレーニナ」のキティだったんだけれども、あの頃からうまかったなあ…
あの頃ものすごい下級生だったと思うんだけど…。

そんなおはねちゃんは風間くんの義侠心と反骨精神によって救い出され、ナチス将校とその妻になりすまして海外脱出するのである。

ナチス将校の奥方になりすますんだけれども、ものすごい板についた奥方ぶりで、ちょっと…あまりにもお芝居上手じゃないレナーテ!?お芝居の経験あった!?と思った。
素人芝居じゃないわ…w

2番手不在公演?

2番手なのかな?と思っていたぱるくんは、まさかの2幕出てこないという衝撃の展開だった。
えっ…あらすじにも出てくるぱるくんが…2幕出てこない…!(違う役では出ていた)

ぱる将校…あなた…カナダまで追ってきてこその猛追ぞ…!

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