こんばんは、トオメです。
今日は雪組さんは city hunter を見てきたんですが…
サイトー先生…やらかしておしまいになったのね…という気持ちでいっぱいなので感想はまた後日。
うすうすそんな気がしてたけど、悪いサイトーだった…
それはともかく、私の記憶が薄れる前に風間バウの2幕、カナダ編をば。
ルーカス豪運伝説の数々
1幕終盤でぱる将校にバーンと撃たれた風間ルーカス。
ずーっと「あなた方を残して一人だけ幸せになれない!」と主張していたきよらレナーテもぱる将校に追い詰められて海にドボン。
その後を追ったぱる将校が海に向かって追撃バンバン。空砲になるまで撃っていたので彼の恨みは深い。
なので、風間ルーカスは撃たれてけど大丈夫なのかな?大丈夫だろうけど。と思っていたら、案の定カナダの民に救助されていた。
ピンピンしとるやんけ!見た感じ全然怪我してる感じないんだけど説明して!?
という客席のご要望を汲み取り、とうとうと説明するルーカスくん。
撃たれた→海に落ちた→漁船に拾われて手当て→カナダにドイツ将校としてひきわたそれそうに→港到着直前で海に飛び込んで逃げた→現在に至る
…だそうでございます。
それ…それセリフで説明しきっちゃう!?
それにしてもなんたる豪運…
きよらレナーテともはぐれたらしい。
いや、漁船は同じだったけど民間人とナチ公ということで引き離されたのかな?
豪運①カナダ母娘に殺されかかるものの歌の力で逃げ切る
風間ルーカス、「怪しまれないから」という理由でナチスの扮装をしていて、そのまま海に落ちたんだけれども、どうもずーっと軍服を着ていたらしい。
よって、軍服を着ていたため夫を殺されたカナダ母にいきなり殺されそうになった…が娘のとりなしでなんとかなり…
…と思ったら娘の恋人がドイツ戦で戦死したということで、今度は娘が狂気に陥り、ルーカスくんをカナダ軍に売ってしまう。そしてルーカスに銃を向け発砲。
嗚呼…あなた母から風間くんをかばってくれたのに…
母と妹に支えられつつ狂気の中で号泣する娘に向かって「笑顔になって…笑顔が見たい…笑顔がすべてを救うから…」的な歌を歌うルーカス。
徐々に落ち着いてくる娘さん。
しかし、「逃げて!!あなたをカナダ軍に売っちゃったから!!すぐ来るわ!!」とのこと。
あっという間にやってきたカナダ兵に包囲されるルーカス。
しかたない…命あるだけモノダネだ…と連行されるルーカスを見送るわたくしとカナダ母娘。
豪運②収容所に入れられたものの無労働→脱出
ナチス将校じゃない!あれはコスプレだ!と風間ルーカスは主張するわけだけれども、まったく頓着されず、いずれ軍人用のキッツイ収容所に送りとばすとのこと。
やすくん渾身の偽造身分証明書が裏目に出たわね…
ピアノがあればピアニストだと証明できる!というものの、それだけではだめでは…?
音楽に造詣の深いナチ公だっているのでは…?バリバリピアノ弾ける軍人も中にはいるのでは…?と思うわたくし。
そもそもヒトラーが画家志望だったわけだし…
よってやはりピアニストだと納得してもらえないのであった。
が、最初反ルーカスだった収容所のドイツ人たちはルーカスくんのピアノの腕とダンスと歌でもって彼を支持し、なんとか脱出させる策を考え出し、首尾よく収容所から脱出するのであったーーー
豪運③地図もなく土地勘もないカナダの冬の森500kmを無事踏破(徒歩)
首尾よく収容所から脱出できたものの、アメリカまで送ってくれるはずの車が故障してしまったということで、泣く泣く…というか他に選択肢もなく歩く羽目になるルーカスくん。
捕まったら元の木阿弥だしね…
脱走に気づいて追っかけてきた追手は仲間のユダヤくんたちが足止めしてくれたのである。
コートと食料だけはもらったけど、それで足りる!?3,4日の旅じゃないぞ!?
地図もらった!?磁石は!?…とか細かいことは気にしてはいけないのだ。
磁石も地図もなかったとしたら、勘でどうにかしたということで恐るべき豪傑でござる。
たとえ両方もっていたところで500km歩く事自体とてつもないんだけど…。
途中で感極まって歌い始め、コートを脱ぎだす風間ルーカス。やめて!ちゃんとコート着て!死ぬわよ!とおもうわたくし。
その風間ソングが…非常に長く長く…あまりにも長く…、嗚呼…これはルーカス伝説になったエンドかな…?と思い始めるわたくし。コート脱いじゃったし…
まあそれでもなくはないかな…
と思っていると、まさかのモントリオール到着。
しかもちょうどよく終戦、きよらレナーテとも再会。
きよらレナーテ、2幕で2度めの登場。ヒロインなのに!
きよらレナーテ、他の女子たちはドレスの丈も短いし肌の露出度も高いけど、レナーテの薄青のお衣装は長めの丈と控えめなノースリーブでとっても上品。
よいとこのお嬢さんね…風間ルーカスと再会できてよかったね…と思ったのでした。