こんにちは、トオメです。
本日は冷たい雨に降り籠められ、もともとそのつもりであったけれども絶賛自宅待機でございます。
いい機会なので積ん読やら積ん録やらを消化しなければ…
ファンとしての忠誠心がたりませんね!
それはともあれ、本日は御園座公演「赤と黒」のお話。
ジュリアンにやたら親切なフーケと無責任なコラゾフ伯爵
材木商フーケ
フーケ。フーケくんはどうやらジュリアンになのか、ジュリアンの才能になのか、彼に心酔しているもよう。
合うたび二言目には「俺と材木屋やろうぜ!」とスカウティングに余念がありませんw
まああれだけ優秀なジュリアンであれば、実業家としてもきっとざくざく稼げそうな気がする。
フーケはフーケで単体でもがつがつ稼いでいるようですがw
フーケの野心はどうやら「財を成すこと」であり、ジュリアンとはそのあたりがちがうんだろうな。
ジュリアンの野心は「材木屋の小倅が貴族社会に認められる」ことだったのかなあ…。
その割には王に勲章をもらってもまったくもって憮然としていたけれども。
そのフーケくん、ジュリアンの行き先にちょいちょい出没し、材木屋スカウトしては断られ…ということをしているのですが、最終的にはジュリアンの処刑も「俺の全財産をなげうってでもお前を無罪にしてやる」とアツい。
ジュリアンは「その気持だけで十分だ、それより俺の処刑される日はルイーズとマチルダを馬車に乗せて、できるだけ遠くにいってくれ」と頼むわけだけれども、ルイーズ(レナール夫人)とマチルダを同じ馬車にか…。わりと地獄じゃない…?と思ってしまう私。
そのあたりの女心の読めてなさがジュリアンなような気もする…
それにしてもジュリアンとフーケはアツい関係だ。
ジュリアンはフーケにはわりとウザそうにしていたように思うのだけれども、やっぱり誰よりも信頼している相手だったんだろうなあ。
ロシア貴族コラゾフ伯爵
コラゾフ伯爵は…なんとフーケくんに瓜二つ!美貌が輝いております!
そしてどういうわけかジュリアンをめっちゃかまいますw
やはりフーケと似ているとジュリアンにもかまいたくなるのか…
突如つめたくなったマチルダ姫に悩むジュリアンに「他の女に気がある素振りをしてみちゃいなよ」とけしかけるクz…ひとでなしでもありますw
けしかけられたジュリアンが白羽の矢を立てたのが、かれんちゃんのフェルバック元帥夫人。
かれんちゃんの触れなば落ちん風情がまたね…嫋々とした風情がいわゆるラブゲームの達人を醸し出していたわあ…。
これは後腐れがなさそう。お互い割り切ったラブゲームができそう!
とジュリアンが思ったかどうかはわからないけれども、マチルダ姫が激怒したので当初の目的は果たせましたw
伯爵はなにがしたかったかというと、これもマチルダ姫と同じで「一風変わったいい男」をひまつぶしにかまって遊んでいただけなんだろうな。