こんばんは、トオメです。
電車の中でなのか、劇場なのかで風邪菌をもらってきてしまった模様…。
やはり自衛しなければダメなのでしょうか。
マスクは吹き出物まみれになるのでキライなのに…。
さて、本日は2019年2月の観劇記録をば。
もう2月も遠くなりにけり…だけど…
2019年2月の観劇一覧
- ファントム 雪組 1回
- 霧深きエルベのほとり 星組 1回
2月は2回のみの観劇でした。
すくなっ!
でも満足度は高かったかな…。うーん…そうでもないか…
ファントム
※ネガティブですよ!
ファントムはねぇ…
正直私はあんまりちょっと合わないというか…
どうしてそんな役作りにしたのだいもんさん?と思ってしまったのですよね…
銀橋をグスングスンいいながら渡ってくるだいもんさんとか見たくなかったわあ…!
あとだいもんさん宮廷服がお似合いでなく…
なんで宮廷服なんか着せたんや…!
とかまあいろいろと私的にはうーんでしたw
まあ、だいもんさんの幼児化は、さきちゃんと対比すれば大人と子ども…親子に見えると言えば見えるからいいのかも。
役代わりは翔くんに軍配あり
文句を言っている割に両パターンともみれました!
ありがたいことです。
アラン・ショレはどちらもよかったかなー。
甲乙つけがたい。役の色が濃いと演じやすいのかも…
特筆すべきはシャンドン伯爵で、このお役は翔くんの方がよかったな。
ちゃんと青年実業家に見える…!
「シャンパン王たる、実務をバリバリこなすシャンドン像」というものが、翔くんが立っているだけでその雰囲気を醸していたので私はこちらのパターンの方が好き。
あーさのほうは…シャンパン王そのひとというよりも、その息子といった印象。
別に仕事はしていないと思うw
チャラチャラ遊んではいそう。
王子さまではありましたw
霧深きエルベのほとり
この演目はべにこの代表作ではないかな。
「食聖」も大好きだったのだけれども、べにこの繊細さがよく出ていた…!
ジャケット+パンツ+ブーツといった、宝塚としては全く豪華ではないシンプルなお衣装がよく似合っていて、べにこのスタイルのよさを物語っていたと思う。
ふりふりなお洋服のあーちゃんの肩をつかんで下から覗き込むという場面がそれはそれは萌えでしたw
はるこアンゼリカがすばらしい
カールとばったり鉢合わせしてしまった時の揺れる瞳や、結婚披露宴の場面の物憂げな様子…
それを気づかうオレキザキ…輝咲玲央くんは、妻が昔カールと何かあったことにうすうす感づいている。
でもきっと妻のアンゼリカには何も言わず、自分ひとりの胸にたたんで黙っている。それどころかなにやら憂鬱かつ、傷ついた様子の妻を気づかう男らしさ。
こういうところが日本人の琴線に触れまくるんだと思うんだな。
じゅんこさんがものすごく効いていた
じゅんこさんが女役なんて珍しいなと思っていたのですが、ものすごくよかったですね!
男役でもあたたかみと包容力の塊なじゅんこさんが、女役でもさらにあたたかみが増していたと思う。
カールがいままでの虚勢をかなぐり捨て、じゅんこさんの膝にすがりつく場面は泣かずにおれようか。いいやおれない。毎回泣いたわ、あの場面!
そのあとカールを探しにきたマルギットに「自分が下衆で悲しい…といって泣いてたよ」にも泣く。そしてこれを書きながら思い出して泣く私。
エルベは新春そうそうみて(アンナカレーニナ遠征でついでに見たのです)、年末の今にいたっても大劇場公演の上位に君臨する名作でした。
でも、毎回絶対に泣くので回数見るのはしんどいかもしれないw