ごきげんよう、トオメでございます。
きのう化粧品を買うついでに肌診断をしてもろたのですが、なんとオイリーテカテカ野郎だと思っていたわてくし、
むしろ乾燥肌だということが判明いたしまして候。乾燥してるから肌が油を出しているんだそうな。
まじか!!
とりあえず…エリクシールからはじめようとおもいます…
エリクシールいいよね!(私には高いが)お安めで!
というわけで、本日は友人に夏の爆泣きセットをを布教しがてら見返した感想など。
夏の爆泣きセット「龍の宮物語」と「桜嵐記」
宝塚初心者の方にも自信をもっておすすめできる2作品にてござる。かつ私も大好き。
これに「桜花に舞え」も追加したかったけど、容量が足りませなんだ。
期せずしてすべて和物。
そういえば最近TVを新調したんだけれども、大画面でみるとよりよい。よき。
龍の宮物語はいつ見ても泣く
何度も見て結末もわかっているというのに毎回泣いているわたくし。
そして何度も見ているゆえに気づく事もあって、何度もみてほしいね…!
なんといってもせおさんのすきとおるような清彦くんがよろしき。
せおさん今アルトワやってらっしゃるけどw
今頃気づいたんだけれども、清彦くんはいかにもナイーブそうな…。いつものせおさんの男役声より高めなんね。
せっかく4Kを導入したんだからブルーレイを買うべきではないだろうか…と思いはじめるわたくしである。
龍の宮物語は以下をチェックすべきよね…!
・清彦の美
・玉姫の秘めた想い
・山彦の動き(2回みるべき)
・百合子様から雪子へ音色の相続
・龍神の玉姫愛
・火遠理の強力なブラコン
清彦の美
清彦くんは最初はふつうに美少年だったのが、後半になるに連れて鬼気迫ってくるというか、夢現というか、魂が抜けかけているというか…?
目が異なるものになっておる…。
そういえば何も語られないけれども、清彦くんのご両親様はどうなっているのであろうか…
玉姫の秘めた想い
玉姫ちゃんは、心の所在がどこにあるのか、今ひとつ真意をつかめないと思う。殺したいが殺したくないという相反した感情をお持ち。
「悪人ならばよかったのになあ」とか、龍神様に詰問されて「ええ、魔が差しました」あたりが好き。その後でほっと息をついてるのも。
山彦の動き(2回みるべき)
山彦は…清彦のおじいちゃんであるんだろうけれども…
ということは…もしかして…そもそも最初から死んでいたというあれですか…?(ぞっとする顔)
このへん今市子先生の百鬼夜行抄のごとしよな…。
最初は気づかなかったけど、2回目に見ると池に行くのを止めようとしたり、憂鬱な顔をしていたりすることに気づく。
百合子様から雪子へ音色の相続
百合子様は清彦が池に行く原因を作った罪なお方である。百合子様はどうやら一人娘のようなので、良縁は大事だし(結果的には良縁ではなかった…)家を守るために嘘をつくのは仕方ない…
「清彦さんとはなんでもない」的なことを何度も聞かされるうちに清彦の顔に憂いが満ちていくのでよく見てね。
自分が原因を作ったのでは?という想いから清彦のためにバイオリンを弾くのだけれども、清彦は帰らぬまま百合子様は儚くなってしまう。
が、娘の雪子が母のバイオリンの音色を引き継ぐ…というのはちょっぴりぞっとするものがあるような。
愛が深いのか深い執着なのか…
でもその音色が水の底にいる清彦に届き、清彦は帰ってくることができたのであった。
龍神の玉姫愛
龍神様の玉姫愛の深さはなんなんだろうかw私も火遠理くんと同様にぜんぜんわからないよ!
なんなんだろうかwといってしまうわけだけれども…贄にされた哀れな娘への憐憫が愛に変わった…?
「わが妻」と言いながら「姫様」と様付けで呼ぶのが不思議。
自分に対する批判は受け流すけれども、玉姫を悪く言うのは許さない。過保護な感もあり。
火遠理の強力なブラコン
そんな龍神様の弟、火遠理の兄君に対する態度と清彦への態度の違いよ。
もう火遠理さんは玉姫をなんとかしたくてしょうがない。
玉姫が来る前に、兄君といっしょにうまくやっていた頃に戻りたい。
でも山彦を逃がしたのはなぜ…?
山彦を殺せたら、玉姫も成仏するかもしれないのに…?
そうなると龍神様のメンタルがおかしくなるかもしれないから…?
ともあれ龍の宮物語は名作なのです。大好き。
桜嵐記はまたのちほど。