観劇記

雪組公演「CITY HUNTER」〜もっとかっこよくできたはずなのに〜

こんばんは、トオメです。
先週末雪組さんの CITY HUNTER またしても見てまいりまして。

まあ…なんていうの…
頭を抱えるよね…
途中から真面目に見るのやめたくなったよね…

なんだろうね…

私は宙組さんの天河の原作を知らなかったのでそうでもなかったんだけれども、原作ファンには非難轟々だったらしい。
それがこれか…と実感したでござる。

葉子がもっともひどい

嗚呼!!!
葉子がもっともひどい!!ひどすぎる!!

葉子はたしかに CITY HUNTER の正体を探っていた…
けれども、あんな…頭のネジというネジがゆるっゆるな女ではなかったぞ…!?
もはや出るたび頭を抱えるわたくし。

誰がやってるのかな…
と思ってキャストをみたら、まさかのおでこかわいいひまりちゃんじゃないの…!
なんということだ…
サイトー先生ゆるさぬぞえ…

そもそもあの男は何者だ…。

…とはいえまあまあ出番があったからまだしも…なのかな…
いやでもあんな役どうかな…

槇村もまあひどい

まあね…槇村と成長した香が同じ時間を生きるのはおかしいからどうするのかなと思ってたけど…
まさかの幽霊とはね…!
しかも獠ちゃんと香と普通に喋りだしたりするという。
なんでやねん。先祖にイタコでもいたのかいな。

誰もわからない「槇村の指輪」

「槇村からの指輪だ」とあたかも重要アイテムのように獠ちゃんが香に渡す指輪…

これ…
なんの説明もないけど、「は?どゆこと?結婚指輪?兄妹で?」と原作知らない方はならないでしょうか…?

…そもそも…
槇村と香は実は血がつながってないということもスルーだよね…?

実は香は槇村の父親(刑事)が追い詰めた犯人の子だとかそういうの完全スルーよね…?
それなら…
どうせスルーするなら指輪もスルーするべき…と思う…

サイトー先生…自分が知ってるからって客席も知っているとは限らないのよ…?
武蔵の時も思ったけど…

香の手を汚させる獠に違和感

これは…
自分とミックで敵に手傷を負わせておいて、香にとどめを刺させるのはどうなのだ…!?
しかも別に拘束されているわけでも弾切れなわけでもなく…
いや、お前が撃てといいたい。

香の銃の腕前がヤバすぎるのは、「香の手を汚したくない(人殺しをさせたくない)がために獠が銃に細工をしていた」という設定はいずこへ…
こういうやさしみが獠ちゃんのアイデンティティのはずなのに…

でも「脇を閉めろ!しっかり狙え!」というのは記憶にあるので、どうだっただろうか…
いや…しかし香は手を汚していないはず…
そこだけは獠が非常に拘っていた記憶があるんだけど…

とはいえいいところもあった

ぶっちゃけ中盤までは文句しか出ないんだけど、いいところももちろんありまして。
香が銃を乱れ打ちして「カン・カン・カン・カン(あさってのほうに飛んだ弾丸がいろんなところに当たる音)」に「あのマズいコントロールは香だ!」と獠が気づくところとかw

さきちゃんもまじめにしているときはかっこよかったしね…
(…セクハラとか今どきよくやるな感もすごかった。そういえば。)

でもね…
CITY HUNTER だったらもっとかっこよくできたと思うんだよね…
そこがもうただただ残念で恨み節が止まらないトオメさんでござりますよ。

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