こんばんは、トオメでございます。
いやー月のきよらちゃんと宙のみねりちゃんがトレード組替えの報にはびっくりしましたね〜
みねりちゃんには若干期待を抱いてしまうみねりちゃんかわいい勢のわたくし。
それはともかく、青年館ホールまで雪組さんを見てまいりましたよ〜
いやー泣いた。こんな泣くか!?ってくらい泣きまして候。
※再演モノなので思いっきりネタバレありでござる。
※ラストまでネタバレしているのでご注意あれ。
とりあえずそらくんがすばらしかった
歌がうまい!お芝居がうまい!ダンスがうまい!でわたくしに何をいうことがあろうか…
そらくんの男役声は無理がなくて自然に快く聞ける。
ヒロインの華純沙那ちゃんは、なんでキャスト一覧でヒロイン扱いされていないのかわからないほどのヒロイン具合。
ものすごい下級生なのかしら…と思ったら研3のよう。ものすごい下級生だった。
でも歌がうまくて笑顔がみちるちゃんに似てる…と思った。私だけ…!?
縣くんは体調不良で休演していたのが心配だったけど、影響は特になさそう。
縣くんはあのどっしり感とスターオーラがはんぱないでござるね。
熱血で頑固なランベルトさんがよく合ってた。
ひまりちゃんはこんなに大人っぽいお役をやるのね!とちょっと意外。
専科さんのはっちさんと五峰さんは重い話にコミカルな色を添えていた…
重すぎると思う、このお話…
五峰さんの「あなたが女好きでよかったアーッ!!!」がすごいよかったw(語彙力行方不明)
それにしても話が重い
舞台が病院なので、当然なんだけれども話が激重。
これから見に行かれる方はハンケチをもって行かれることをおすすめする…
私は末期がん患者のおじいちゃん、チェーザレさん関連はほぼ泣いていたわ。つらい。
おじいちゃんに抱きつかれてパニックになっていたモニちゃんが、死への恐怖からの行動だと知って「大丈夫」と抱きしめてあげる下りは涙腺崩壊でござるよ。
モニちゃん天使すぎるであろう。
天使といえば、はっちさんの隠し子(言い方)のアントニーオくんも天使すぎるのではないだろうか…
はっちさんから養育費をふんだくってやると息巻いてる母親をやさしく諫めるとか、はっちさんの正式な娘クラリーチェひまりちゃんに骨髄を快く提供するとか…天使がすぎる…。
なお、このあたりでも泣いていました、わてくし。
それにしてもだな。
フェルナンドが…フェルナンドがな…!
おまえさすがに身勝手がすぎるのでは…!?!? とやつめがおもひでの湖に身を投げた報告をきいたときに思ったわけでござる。
なぜモニちゃんといっしょに行った…!ダメージが大きすぎる…
と思っていたわけですが、
発作も起こしていたし(迫真だった)、もう死期が近いと悟っていたのかも… とか、
座して死を待つよりは自ら… の方が潔いというか、自ら納得して幕を引けたほうが幸せかな… とか考えて、納得しかけていたら、
最後にフェルナンドジュニアが出てきてトオメさん「は!?」となりましたわよね…
モニちゃんをがんじがらめに縛っていきおった…やつめ…
いや、当のモニちゃんは幸せそうだからいいか…
などとと思いつつ、転びそうになったフェルナンドジュニアを、魂のそらくんがふわっと支えてあげたところでしっかり泣きました。
そうそう、青い湖に沈むそらくんの描写とそらくんの動きがまさに「沈んでいく…」という感じだったので、ぜひよく見てほしい。
なぜ舞台をわざわざイタリアに?と思っていたけれども
なんで原作通りに日本を舞台にして日本人名でやらないのかしらと思っていたんだけれども、観劇してわかり申した。
舞台が日本だとつらさが跳ね上がるからだ…
東京の病院で、とか北海道の湖で、とか慣れ親しんだ実名を出されたらあまりにも生々しくて見てる側がしんどいですねこれは…
イタリアあたりのお話なら現実感があまりなくてよいかも…ね…
というわけで、めちゃめちゃ泣いた雪組さんでした。
すばらしい舞台でござった。